【重点方針】
・地区家族会との交流・親睦を深め、目的を共有し組織の強化につなげる。
・会報「ほっと」、ホームページの活用を中心に広報活動の強化を図る。
・事務局に携わる人材の発掘を行う。
【具体策】
(1)組織強化
・道家連要望7項目の方針を堅持する。
・会員規約を見直し実態に合わせ改正する。br>
・各地区で未加入の社会福祉法人に加入を依頼し、会員増加を図る。
・福祉協会、北海道手をつなぐ育成会、きょうされん等の関連団体と協調し行政に対する要望活動を継続する。
・地区家族会・運営法人を訪問、あるいは業況をヒアリングするなどして親交・交流を図る。
・家族会の在り方・必要性を再認識してもらう活動を行う。
(2)広報活動の強化
・「看取り支援」をテーマにした研修会を継続する。
・総会のほか役員会を面談で2回実施しZoom会議も活用して会員・役員間の意思疎通を図る。
・会報「ほっと」の発行回数を増やし、会員の意識高揚を図る。
・絆事業を継続し生産品の紹介も積極的に行う。
(3)人材の発掘
・会員家族会・地区家族会役員の担い手を積極的に募集する。
・特定役員に実務が偏らないよう、作業を簡素化・細分化して公平に分担する。
【重点方針】
・2022年度もコロナ禍の影響は続くことが予想される中で活動が後退しないように工夫しながら持続可能な基本方針の実現を目指します。
・道家連はその目的を「知的障がい児・者の家族、保護者、家族会など相互の連携を図り障がいを持つ当事者及びその家族の幸福を追求するとともに障がい児・者にかかる福祉施策の充実と改善を図るため活動する」と掲げています。
・そのために「今できることを一歩ずつ進めたい」と考えます。
・新たな全国組織との提携も模索しながら関係諸団体と連携し情報を共有します。
・従来の枠組みにとらわれずに積極的に取り組み、具体的な成果に結びつけるよう努力いたします。
・道家連が求める要望7項目について研修や懇談をオンラインも含めできる形で行い、会員へ情報を発信し、アンケート調査などを行い、行政に要請・要望を行います。
・道家連の活動は各会員家族会の活動が主体となっていますので、そこの意見を集約し情報を的確に伝達する地区家族会の活性化はとても重要な課題です。
・地区の再編も必要に応じて検討し連携強化につながるように地区家族会をフォローします。
【具体策】
(1)要望活動
・道家連要望7項目の中で、昨年取り組んだ「看取り」をテーマにした勉強会、要望活動を継続するほか会員家族会へのアンケート調査を実施して施設運営に関する問題点や利用者の生活環境に関する課題などもリサーチしながら要望活動に結び付けます。
・これらの要望事項については北海道知的障がい福祉協会、北海道手をつなぐ育成会、きょうされん北海道支部と情報の共有を図ります。
・道の担当部署とも要望について協議する機会を増やせるよう働きかけます。
・各施設家族会と各地区家族会には調査への協力をお願いするとともに非会員家族会にもできるだけ働きかけ活動基盤を増やせるよう努力します。
(2)家族会のつながり
・総合支援法に基づく行政の施行状況や改善を求めるべき事項の把握については家族会として必要なことですが分かりやすい情報が少なく仕組みも複雑なため的確な取り組み難い面があります。
・終の住処や看取り、成年後見制度、意思決定支援や合理的配慮など、家族が知りたい情報の共有や学びを深める研修の機会を持ちながら活動の基盤を強くしていく必要があります。
・コロナ禍で会員同士や施設職員との情報交換の機会が少なくなっている現実がありますが利用者や家族、施設職員の声が行政に届く体制を作り上げられるよう努力します。
・現在道家連の体制はホームページに詳しく掲載しておりますが約7千名の会員が各家族会を構成して全道8地区の家族会連合会にまとまって道家連の活動につながっています。
・しかし、それぞれの事務局体制が高齢化による担い手不足が原因で十分に活動できていない地区家族会が活動休止せざるを得ないという現実があります。
・道家連についても同様で若い世代の方々にも積極的に事務局の運営に関わってくれることを期待しています。
・8地区家族会の構成について再編を視野に入れて道家連の施策として役員会で検討します。
(3)ホームページと会報「ほっと」の活用
・ホームページのタイムリーな更新、会報を2回発行しての情報提供。
・活動の状況や家族の思い、地区家族会の家族の声、家族会の紹介などもお伝えしたいと思います。
(4)絆事業
・絆事業は財政基盤安定のために実施します。
・ホームページを利用して各施設作業所の生産商品などの紹介を行います。
(5)関係団体、機関との連携
・北海道知的障がい福祉協会、北海道手をつなぐ育成会、賛助会員であるきょうされん北海道支部など、関係団体との連携を深めるとともに全国組織との連携も模索します。
・情報の共有、懇談、研修などを対面やオンラインで進められるようチャレンジします。
→できるだけ関係団体とのコンタクトをとるよう努力しました。
→11月1日に実施した「看取りの研修会」に「中野渡道議会議員」「北海道障がい保健福祉課 中島主査」「一般社団法人北海道手をつなぐ育成会 樋口事務局長」「きょうされん北海道支部 清水支部長」に出席いただきました。
→道北家族会での医療費実態調査結果を踏まえて「きょうされん北海道」との連名で道知事あてに要望書を提出しました。
→全道的に同様のアンケートを11月末締で行い、その結果報告と要望書を12月15日に道知事あてに「きょうされん北海道支部」との連名で提出しました。
→中野渡道議が事前に道との根回し・交渉・資料作成等のご支援をしていただいたお陰で、12月15日には課長および担当者と道家連との質疑応答が実現しました。
→北海道知的障がい福祉協会と北海道手をつなぐ育成会にも面談して要望書のコピーを参考までに提出しました。 北海道手をつなぐ育成会では要望書の内容を三役会で取り上げると報告がありました。
→できるだけ地区家族会が主体であることを分かりやすくするため、ホームページを更新しました。
→会報「ほっと」は、35~38号の計4回発行しました。
→島手そうめん販売、生産商品の紹介ともに現状維持でした。